1.バーコード・QRコード・顔認証・ICタグの違い
- バーコード
バーコードは数字やアルファベットを表す。
バーのパターンは4種類あり、黒バーと白バーの模様からなり、その下に数字などが並んでいます。 - QRコード
QRコードは横(水平)方向と高さ方向にも情報があり、データ記録容量が大きい。またQRコードはアルファベット、数字、ひらがな、片仮名、漢字も表示することができます。また、暗号化ができるので、入退場用ICカード、証書類の偽造・変造防止、秘密情報の記録などに適しています。 - 顔認証
顔認証は、人が普段相手を見て、写真と照合し、その人を特定化する認知行為を電子化したものです。 - ICタグ
ICタグとは、電波を受けて働く電子装置の1つです。
2.QRコード
QRコードは横だけでなく縦にもコードがあり、最大7089文字(数字のみの場合)、文字を読み込むことができます。正方形でスペースの限られた場所にも載せることができ、どの角度からも読み取りができます。QRコードにスマホなどをかざすだけで、キャンペーンやサービスページへ素早くアクセスさせることができます。
QRコードはさまざまに活用され、会員登録、キャンペーン申込み、工場や倉庫では在庫管理、商品のピッキングに使われています。
また、医療現場ではQRコード付きの問診票と検査データを紐付けすることで、診断結果がすぐにわかります。
羽田空港はレンタルサービスで、レンタル申込み時にQRコードをスマホに送信、受取りロッカーの鍵を開け、レンタルした商品を取り出せます。
さらには、QRコードによるキャッシュレス決済にも活用されています。
- QRコードの活用はアイデア次第で無限大
QRコードはありとあらゆるものに印刷したり付けたりできます。
例えば、名刺、商品パッケージ、雑誌、パンフレット、POP、ポスター、垂れ幕、新聞、案内表示、店頭のTシャツ、景品。
さらに、Webサイトやテレビ番組上に表示できます。表示されたQRコードを読み取り、レシピや詳しい商品案内が可能となります。
さらに、ビルの壁面や屋上にQRコードを掲示することで顧客の誘導や特売、タイムサービスに使うことができます。 - QRコードを活用することで
・商品の認知度をあげる
・商品の産地や景気が見える
・商品の動作が見える
・QRコードの表示場所が面白い
・QRコードを読み込んだら予想外のことが起こった
・QRコードを利用したら生活が便利になった
など、工夫で限りなく活用できます。 - ジャンボは、ご希望のさまざまなQRコードを作成
1.少量からでも
2.サイズは(5m/m×5m/m)から(1200m/m×1200m/m)まで
3.固定QRコードや
4.可変QRコード(商品管理、会員証、IDカード)を
5.カードやシール
6.印刷物、ステッカー、3D(立体)に
3.顔認証
- 顔認証システムは、一般的に下記の機能からなっています。
1.顔検知・・・人物の検知
2.顔認識・・・人物の認識、特定化(データベースとのマッチング)
3.性別推定・・・男性・女性の推定
4.年齢推定・・・年齢の推定
5.感情推定・・・感情の推定、笑顔や怒りの検知 - 顔認証の仕組み
顔認証は大きく「顔検出」「顔照合」の2つの処理に分かれます。「顔検出」処理では、画像の中から顔領域を決め、次に顔特徴点の検出を行って、目、鼻、口端など顔の特徴点位置を求めます。次に特徴点位置を用いて顔領域の位置・大きさを正規化した後、「顔照合」を行います。
参考:現在の認識精度は99.8%を達成しています。 - 顔認証の活用
・展示会・イベントの入退場管理
・展示会・イベントでの正確な動員数確認
・機械操作の作業者認証
・ホテルや観光での防犯や鍵管理
・オフィスや教育機関・自治体での関係者確認
・VIPや犯罪者・危険人物の特定化
●展示会、イベント・セミナーでの顔認証事例
4.RFID(ICタグ)
ICタグとは、電波を受けて働く電子装置の1つです。
- ICタグにはUHF帯ICタグとNFCタグの2種類があります。それの特長を比較すると
- ICタグの問題点
金属や水は電波を通さないため、それらには使えません(例えば、水などの入ったペットボトルや容器、金属物など)。また、リーダーはICタグがあったということしかわかりません。よって、どの方向にあった、どのくらいの距離にあったなどの場所についてはわかりません。また、100%の読取りは保障されません。 - ICタグの利用
ICタグにいくつかの問題点はありますが、人手をかけずスピーディに管理ができることから、物品の入庫/出庫、貸出/返却や、イベントなどでの来場者の入場/退場、来場者の動線や、有料エリアへの入場の簡易化、スタンプラリー、イベント参加などの情報収集や管理に使われています。 - ICタグ事例
①入場時ICタグ付の入場バッヂ
②会場入場ゲート通過時、各所アトラクションブース入場時、スタンプラリー参加時、ICタグは読取られます。
③入場時入力した各種項目を通過データとマッチング
④各種問い合わせの対応や統計データの管理に利用
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